私のヨーガ・セラピー体験その1

私がヨーガを始めたきっかけは呼吸がしずらいと感じていたからでした。
たまたま知り合いの方にヨーガを教えていた方がいて毎週習うようになりました。 初めてたばかりのことは、息が吐けない、下半身が安定していなくてグラグラしていたことを覚えています。でもとにかくヨーガをすると身体全身が気持ちよくなって 体内の老廃物が出ていく感じでて、新しいエネルギーが満ちていくこと体験が あり、毎週欠かさずに行なっていました。

その後でヨーガセラピーを受けたのですが、 初めて受けたときのことは今でも覚えています。
目を閉じて、呼吸に合わせて体を動かして、その反応に意識を向けた瞬間に 「息が入ると身体が開く、息を吐くと身体が緩む」という身体の内側に起きている様々な反応が湧き上がってきました。それは今までのヨーガでは感じなかった 身体の奥から「いま、ここにいる自分」に気づく体験でした。
このヨーガセラピーを行なうほどに、身体に対する意識が鋭くなり、 あるポーズをすると胸の辺りに詰まる感じあるとか、右肩だけが硬くなるといった自分の身体の緊張のパターンを意識できるようになってきまた。 そのうちに、何かイライラすることがあったり、不安があると 身体の緊張や呼吸が浅くなっている体と心のつながりに気づくようになります。 そして、ヨーガの前に今の自分の状態を言葉にして意識にあげることをして からヨーガを行なうと、そのモヤモヤした感情が少しづつはがれていき、 最後には心が静寂な状態へと変わっていることに気づくようになりました。
同じポーズをしても意識が内側に向いているのといないのではこんなにも 感じ方が違うんだなということを実感していっていました。